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古代、上賀茂神社や太田神社がある上賀茂の地は沼地で、賀茂氏によって開墾されたと言われています。大田神社の東側には今も約2千平方m2の沼沢地が残り「大田の沢」と呼ばれています。この沢には八百年以上前より野生の杜若が美しく群生したと言われ、平安時代の和歌の大家で『千載和歌集』の編者として知られる藤原俊成も大田神社のかきつばたを歌に詠んでいます。
「神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色に見ゆらむ」 (藤原俊成)
(意味:上賀茂神社の御降臨山である神山の近くにある大田神社のかきつばたに、ふかくお願いする恋(いろ)は、かきつばたの色のように一途で美しく可憐なんだろう)