おもやい(最中)
香ばしい最中種と2種の餡
お茶事のなかに、亭主の労を思いやり、一碗の茶を二人でいただく御最合(おもやい)という作法がございます。本来は舫(もやい)、舟と舟とをつなぐという意から転じて、互いに相手を「思いやる」ことを示しております。
永楽屋では、お召し上がりになる時にお好みの量の餡を挟んでいただくよう、餡と最中種(最中の皮)を別にお包みしています。ひとつのお菓子をはさんで、大切な方とあたたかな時間をお過ごしいただきたく、その思いやりを込めました。
餡は2種、十勝産の小豆をふっくらと炊き上げた「つぶあん」と木頭柚子の香り豊かな「ゆずあん」をご用意しております。作りたての、パリッとした食感をお楽しみください。